機関士の皆さん、ご機嫌麗しゅ〜う
とるくだよ〜
今回は、日誌01に出てきた「ふわじぃ」の話
またまた出ました、ふわじぃ
これは、ある日のふわじぃととるくのお話
初めての船、とるくもそろそろ仕事に慣れてた頃のある日の作業中の出来事
その日はふわじぃと2人で主機の空気冷却器の内部点検の作業をしていた…
※一応補足、空気冷却器とは
主機へ送る空気を海水通して冷やす装置
簡単に言えばデッカいエアコンだねぇ🥶
とるくはサポーターとして、ふわじぃは中へ入って点検、というなんてことない定期作業
点検口のマンホールが結構でかくてねぇ
とるくはインパクトでせっせこボルトを外してたのよ。
ようやく、マンホールを外して、点検準備完了
そして、ふわじぃが中へ入り点検
〜ここでワンポインツ〜
基本的にタンクや機器の内部点検の際は
ライトのみ🔦を持って行うのだ
なんでかっていうと、余計なものを持ってって中へ落としてしまったら大変だから。
探すの大変だし
ふわじぃは無事内検を終えて冷却器から出てきた。
ふわじぃ「高齢なのに、なんでこんなんせなアカンのや〜汗汗( ´Д`)」
"いや、頑張ってくれよ…"
"少なくとももうちょいで年金もらえんだから"
"とるくなんかあと半世紀働かないとなのに""
まぁ、そんなこんなで、マンホールのボルトを締めて復旧完了したんだわあ。
ここで、お片付けをしてたとるくがある異変に気づく…
とるく「あれ?ライトがない?!」
"そう…ふわじぃに持たせたはずのライトが無いのだ"
※持たせたライトはマグネットでくっつくタイプ
そん時とるくは軽くパニックになった
ライト一個しか持たせてないのに、なんで
忘れてくるんだよふわじぃ!!
とるく「ふわじぃ!ライトどこやったの?!」
ふわじぃ「ほぇっ?( ´△`)、あっ、そうやなぁ」
"そうやなぁ、じゃないよ笑笑"
"どこにやったんだ!ライト一個!"
とるくはふわじぃを問い詰めた…
結局中へ忘れてると思いまた、マンホールのボルトを緩めていた…すると
「どひゃぁぁあっっ!!」
ふわじぃの鳴き声が響いた
とるく「どうした?!あった?!」
振り向くと
聖火のごとくライトを掲げるふわじぃがそこにいた
とるく「ライトどこにあったの?」
ふわじぃ「いや〜プレート(足場)の裏にマグネットでくっついてたわ〜笑(о´∀`о)」
"おい、もうマンホールの蓋外しちゃったよ"
結局とるくはものすごい大きなマンホールを
外して→復旧して→また外して→また復旧
という苦行を強いられた
ここでふわじぃ、ひと言
「おれぇぇが、中に忘れるわけないやろぉ笑(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」
"だったら自分で持ってたものくらいどこに置いたか覚えとけよっ!!"
"頭の中に消しゴムでもあるんか?!"
これ以降とるくは、ふわじぃと作業する際は
使用工具のチェックリストを作ろうと
固く誓ったのだ…
みんなも忘れ物には気をつけよう
機関日誌02報告終了…