はちゃめちゃ機関日誌02〜ライトを探せ!〜

機関士の皆さん、ご機嫌麗しゅ〜う

とるくだよ〜

今回は、日誌01に出てきた「ふわじぃ」の話

またまた出ました、ふわじぃ

これは、ある日のふわじぃととるくのお話

 

初めての船、とるくもそろそろ仕事に慣れてた頃のある日の作業中の出来事

 

その日はふわじぃと2人で主機の空気冷却器の内部点検の作業をしていた…

※一応補足、空気冷却器とは

 主機へ送る空気を海水通して冷やす装置

 簡単に言えばデッカいエアコンだねぇ🥶

 

とるくはサポーターとして、ふわじぃは中へ入って点検、というなんてことない定期作業

 

点検口のマンホールが結構でかくてねぇ

とるくはインパクトでせっせこボルトを外してたのよ。

ようやく、マンホールを外して、点検準備完了

そして、ふわじぃが中へ入り点検

 

〜ここでワンポインツ〜

基本的にタンクや機器の内部点検の際は

ライトのみ🔦を持って行うのだ

なんでかっていうと、余計なものを持ってって中へ落としてしまったら大変だから。

探すの大変だし

 

ふわじぃは無事内検を終えて冷却器から出てきた。

 

ふわじぃ「高齢なのに、なんでこんなんせなアカンのや〜汗汗( ´Д`)」

 

"いや、頑張ってくれよ…"

"少なくとももうちょいで年金もらえんだから"

"とるくなんかあと半世紀働かないとなのに""

 

まぁ、そんなこんなで、マンホールのボルトを締めて復旧完了したんだわあ。

 

ここで、お片付けをしてたとるくがある異変に気づく…

 

とるく「あれ?ライトがない?!」

 

"そう…ふわじぃに持たせたはずのライトが無いのだ"

 

※持たせたライトはマグネットでくっつくタイプ

 

そん時とるくは軽くパニックになった

ライト一個しか持たせてないのに、なんで

忘れてくるんだよふわじぃ!!

 

とるく「ふわじぃ!ライトどこやったの?!」

 

ふわじぃ「ほぇっ?( ´△`)、あっ、そうやなぁ」

 

"そうやなぁ、じゃないよ笑笑"

"どこにやったんだ!ライト一個!"

 

とるくはふわじぃを問い詰めた…

結局中へ忘れてると思いまた、マンホールのボルトを緩めていた…すると

 

「どひゃぁぁあっっ!!」

 

ふわじぃの鳴き声が響いた

 

とるく「どうした?!あった?!」

 

振り向くと

聖火のごとくライトを掲げるふわじぃがそこにいた

 

とるく「ライトどこにあったの?」

 

ふわじぃ「いや〜プレート(足場)の裏にマグネットでくっついてたわ〜笑(о´∀`о)」

 

"おい、もうマンホールの蓋外しちゃったよ"

 

結局とるくはものすごい大きなマンホールを

 

外して→復旧して→また外して→また復旧

 

という苦行を強いられた

 

ここでふわじぃ、ひと言

「おれぇぇが、中に忘れるわけないやろぉ笑(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」

 

"だったら自分で持ってたものくらいどこに置いたか覚えとけよっ!!"

 

"頭の中に消しゴムでもあるんか?!"

 

これ以降とるくは、ふわじぃと作業する際は

使用工具のチェックリストを作ろうと

固く誓ったのだ…

 

みんなも忘れ物には気をつけよう

 

機関日誌02報告終了…